どうもあてぃです!
いやぁ今月も相変わらず暑いですね!
各所で最高気温を塗り替えるほど今年は異常な暑さです。
「避暑地を観光したい!」そう思ったあてぃとエイジ君は今回福井へとお邪魔しました!
1日目の行程は以下の通りです!
1.ボルガライス
福井のご当地グルメについて調べていると、様々な料理名が出るわ出るわ。
越前ガニをはじめとした海鮮料理、越前おろしそば・ソースカツ丼・敦賀ラーメンetc・・・名前を見るだけでよだれが出る料理名が多い中、一際目を引く名前の料理がありました。
「ボルガライス」
ライスはさておき「ボルガ」とはどんな具材なのでしょう?FFの上級魔法?雷属性?
洋食であることは確かでしょうが想像が全くつきません。
ええい、この目で確認しなければ!!
というわけで越前市にある喫茶店、「カフェ ド 伊万里」さんに伺いました!
ボルガライス発祥のお店と呼ばれている有名店ですね~。
木を基調にしたオシャレな内観。外はタイヤが溶けそうなくらい灼熱です。
「ボルガライス」を注文して待つこと10分・・・。やって来ました!
ボルガライス(800円)
うわ~おいしそ~~///
オムライスの上にトンカツを乗せて、お店独自のソースをかけた料理のことを「ボルガライス」と呼ぶそうです。
「ボルガ」という屈強な戦士のような名前からは想像できない、老若男女みんな大好きな料理同士の合体料理がボルガライスの正体でした!
ちなみに「ボルガライス」の名前の由来はよくわかってないのだとか。ロシアで「ボルガ」と名のつく場所や料理があるのでそこから来たのではないかと言われているそうですよ。
まずはサクサクの衣をまとった分厚いトンカツからいただきます!
真ん中のカツは赤身なのでしっかりとした食感がありますね。両端のカツは脂身で噛むと甘みを感じさせながら溶けていきます。ジューシーで美味しいわ~。
こちらのお店ではデミグラスソースを使われています。もちろんカツとの相性は抜群ですね。
オムライスの卵は半熟でとろとろ。ケチャップライスは、ケチャップ少なめのパラパラとした軽めな味付け。食べると玉ねぎを中心に野菜の風味が口いっぱいに広がります。
味の主張がはっきりしているトンカツやデミグラスソースに対して、あっさりとしたオムライス。双方のバランスが取れたボルガライスは最後まで美味しくいただけました!
2.永平寺
皆さんは福井の永平寺というお寺をご存知でしょうか?
曹洞宗本山の一角として禅の修行道場として知られる場所です。
あてぃは恥ずかしながら、この旅行を企画するまで知りませんでした。
検索欄に「永平寺」と入力すると「永平寺 修行」とサジェストがかかり、「永平寺 修行」と入力すると「永平寺 修行 厳しい」へとGoogleに導かれるくらいに厳しい修行が日夜行われている場所なのだそうです。
観光客でも修行に参加することができ、「参禅」と呼ばれる研修は3泊4日みっちりしごかれるようで、途中で脱落する人もいるそう。体験談を読んであてぃは震え上がったものです。(1泊2日もあるようですよ)
もちろん1時間ほどの簡単な坐禅や写経体験ができるとのこと。「これならできるかもしれない・・・」経験するなら今しかない!
駐車場に車を停めて歩いていきます。この道の先に永平寺があるようです。
何も知らないエイジ君は町並みを楽しみながら歩きますが、体験談で軽いトラウマを植え付けられたあてぃは足取りが少し重いです。
5分ほど歩くと永平寺に到着です!
境内の通り全体が木々に覆われて日陰になっています。汗が引いていくのがわかるくらい涼しかったです。もちろんそれだけが理由ではないですが。
参拝入口。参拝料金は1人500円でした。
入口はとても広いです。座禅体験の受付は入口へ入って左側にあります。
体験開始15分前だったので、締め切られてないか不安でしたが無事に受付できました。(予約なしでも参加できますが、定員が埋まると締切になるそうです。開始時間はHPで確認できます)
坐禅体験は500円です。受付を済ませたら緑のリボンを左胸につけます。
坐禅「体験」とはいえ、ここは日本一厳しい修行寺。
「平たい棒で鎖骨が折れるほど、肩を殴打され続けるのではないか」
ネガティブ思考ここに極まれりのあてぃはみるみる顔が青ざめていきます。
時間が来て集合場所に集まると、緑のリボンを付けた家族連れが1組。
えっこれだけ?僕たち含め6人だけでした。
「なんであんなに観光客がいるのに6人なの?みんな避けるくらい厳しいの?人数少ないと1人あたりの指導時間増えるやんけ!」
若い雲水(修行僧のこと)さんに4階の坐禅部屋へと連行されます。
そこで坐禅をするまでのルールや作法を教えていただきました。
・声を出さずに静かにすること。
・畳は「単(たん)」、単の手前にある木のヘリを「牀縁(じょうえん)」と呼ぶこと。
・牀縁は食事をする清い場所なので、単に上がるときに触れてはいけないこと。
・単まで歩いて行く時は「叉手(しゃしゅ)」という作法をすること。
他にも「座禅部屋へ入る際は観音様から遠い足から踏み出すこと」など色々な規則がありました。この時点では坐禅の説明はされていないんですよ。
単の前に立っていざ坐禅の説明を受けてみたものの、言われた通りするのに精一杯でほとんど覚えるに至ってません笑
作法を学ぶのにちょうど良いサイトがあったので、参考にしてやってみてください。
坐禅の作法 | 曹洞宗 曹洞禅ネット SOTOZEN-NET 公式ページ
坐禅体験は1時間ですが、説明の時間も含まれているので実際に座禅を組んだのは30分くらいでしょうか。
それでも組んでいる間は永遠のように長く感じましたね。足は痺れるし、頭の中では雑念が飛び交います。本当に無になれた時間は3分もなかったのではないでしょうか。もちろん姿勢が崩れるとご指導をいただきます。
主には姿勢を正してくれるそうなのですが、警策(きょうさく)と呼ばれる平たい棒で肩を打たれることもあります。この行為はダメ出しではなく、励ましであると運水さんは仰ってました。
ちなみにエイジ君は優しい手つきで腰を正されたそうですが、あてぃは一度も指導を受けませんでした。
あまりの緊張で姿勢がガッチガチに硬直していたのが、功を奏したのでしょう。ビビりも捨てたもんじゃないです。
坐禅体験が終わったので、お寺の中を散策をします。雲水さんを撮らない限りは、写真撮影可能だそうです。
天井絵の大広間です。誰も入らないので立ち入り禁止なのかと思いましたが、入ってもいいそうです。
天井には230枚もの花や鳥などの美しい絵が立ち並びます。もったいないことしたなあ。
永平寺で重要な建物である「山門、仏殿、法堂」に触れて終わりにしたいと思います。
まずは『山門』。永平寺最古の建築物だそうです。永平寺の表玄関でもあります。
仏法の守護神である四天王が来客を待ち構えます。
ものすごいプレッシャー。ここ・・・玄関ですよね?
山門の前にはなが〜い廊下。この長い廊下を毎朝欠かさずに掃除をするって大変でしょうね。
中央には中庭。きちんと手入れされていて綺麗でした。
こちらが『仏殿』です。七堂伽藍(しちどうがらん:寺院の主要建造物群のこと)の中心に位置します。
釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)、阿弥陀仏(あみだぶつ)、 弥勒仏(みろくぶつ)の三尊佛が祀られているそうです。
建物中に雲水さん達がいたので、写真撮影は行なっておりません。
この長い長い階段を上がると『法堂』があります。
法堂は七堂伽藍の中で最も大きな建築物だそうです。
大きさだけではなく、七堂伽藍のどの建物よりも高い場所に位置しており、いかに曹洞宗にとって格式高い場所なのかがわかります。
中央には聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)が祀られていました。小林幸子が頭に被ってそうなほどの立派な天蓋。
法堂からの眺めはGOOD!四季折々の風景を楽しむことができます。
という感じで永平寺観光は何事もなく平和に終わりました!やばいエピソードを期待していた人はすみません。
でも坐禅の警策ってどのくらいの強さで打たれるのでしょうかね?
今思うと経験で一回くらいは打たれてもよかったなぁ~!いや~むしろ打たれたかったわ~!
3.東尋坊
福井の観光地と言えば東尋坊が代表でしょう。
切り立った崖と海だけの場所である東尋坊は、時にはサスペンスドラマの舞台となり、そして時には自殺の名所としての顔ものぞかせます。
冷たいイメージが先行する東尋坊ですが、手前の通りには多くの屋台が立ち並び、とても賑やかな場所でした!
あてぃはイカ焼き(600円)を買って食べ歩き!
とはいえ17時前には多くのお店が店じまいを始めてました。もう少し早く来ればよかったなぁ。
海が見えてきました。東尋坊はすぐそこでしょうね。
東尋坊に到着!
東尋坊の俯瞰図です。正直に言うと、どこがどこだかあまり把握出来てませんでした。
足場わるっ!普通に滑って転びそうになるので気をつけてくださいね。
船がいいタイミングで入ってきたのでパシャり。
東尋坊の向こうにはいくつかの島と水平線だけです。
崖を対岸から見るとこんな感じ!
もし滑り落ちたらそのまま海に落ちるるのではなく、岩場に体を打ちつけながら転げ落ちる地形になってます。絶対落ちたくない。
『大池』です。25mもある東尋坊最大の絶壁と呼ばれています。
写真では怖さが上手く伝わりませんねぇ。でも本当に怖いんだから!
こちらは『千畳敷』がある場所。
コーンが置かれており、近づくことが規制されているかもしれないのでこの写真だけで我慢。
他にも写真については「危ない」「怖い」「死ぬ」くらいのボキャブラリーしか出てこなかったので、あとは以下のクソ茶番でもお楽しみください。
以前からエイジ君に問い詰めたい内容があったので、この際真相を明らかにしましょう。
雰囲気がある場所までエイジ君を追い込み、詰問を開始。
エイジ「こんな所まで呼び出して、いったい何の用です?あてぃさん。」
あてぃ「君は旅行に行くたび僕を車に置いて、夜な夜ないったい何をしているんだ?」
エイジ「・・・夜食を食べに行くんですよ。お腹がすぐに空くんです。」
あてぃ「単刀直入に言おう、君はお姉さんがいるお店に行ってるんじゃないのか?」
エイジ「やだな、僕にそんな度胸あるわけないじゃないですか・・・それに証拠はあるんですか?」
あてぃ「こんな名刺が車内に落ちてたんだけど。和歌山の住所で。」
膝から崩れ落ちた彼は全てを自供をしました。
「47都道府県のお姉さんと遊ぶ」という制約と誓約を自らに課していること。
怒られるのが嫌で内緒にしていたこと。
「勝手に寝てるしまぁいっか」という思いがあったこと。
そして何より・・・ この制約と誓約は何を言われようと決して諦めないこと!
うわ~突き落としてぇ。
次回に続く⇒ 【福井1日目②】おもひで、ぽろぽろ旅行!