【佐賀2日目】活造りピクピク旅行!
どうもあてぃです!
佐賀旅行の続きを書いていきます。
よろしくお願いします!
2日目の行程は以下の通りです。
1.呼子朝市
佐賀県最北に位置する唐津市には「呼子(よぶこ)」と呼ばれる港町があります。
この小さな港町に年間100万人の観光客が押し寄せると言うから驚きです。その大きな要因の一つがブランド『呼子イカ』。
一年を通してイカを水揚げしており、干されたイカを至る所で見ることができます。
到着してまず目を奪われるのが、こちらのイカ干し回転マシーン。
くるくるくる〜
くるくるくる〜
明治時代から続く歴史ある朝市。楽しみです!
とはいえ7:30は少し早過ぎたか、お店も観光客も少ない様子。
多くの露店で海産物、特にイカの干物やイカ焼きを販売しています。
そんな中で「いかしゅうまい」を販売しているお店を発見。
紅白の色鮮やかなシュウマイに惹かれて購入です。
いかしゅうまいとえびしゅうまい(2ヶ300円)
赤はえびしゅうまい。この特徴的な皮は千切りにしたシュウマイの皮をまぶして作るのだとか。
中は細かくすり潰された魚のすり身。その中にイカやエビの具が入っています。
開店したてのお店を発見。揚げたてのイカ天ですか〜ぜひ食べましょう!
目の前にあるフライヤーで引き揚げたイカ天を提供してくれます。
えっ!容器からはみ出とる!なんという気前の良さ!
容器からはみ出たイカ天(500円)
一本一本がそれなりのサイズ!醤油タレの下味がついておりそのまま美味しく食べられます。
ちなみに9時前ごろはかなり活気付くのでこの時間に回るのがオススメです!呼子へ来たなら朝から観光してみては??
2.七ツ釜
呼子朝市から車で15分。七ツ釜の展望台にやってきました。
その名の通り七つの洞窟が横一列に並ぶ面白い景観をしています。
展望台を目指して進むあてぃ。先ほど撮影した地図のみを頼りに進みます。
視界が開けた先には乙姫様の像。
乙姫様が見てる景色はこんな感じ!玄界灘とゴツゴツした岩場が広がってます。
柵の向こうは大きく削られた岩場。迫力があります。
展望台に到着!天気に恵まれ玄界灘もとても穏やかです。
横を振り向くと七ツ釜!午前中なので日影に隠れていますが、穴が開いているが見えますね。
では七ツ釜を別の角度からも観光しましょう!
というわけで再び呼子港に戻ってきたあてぃ。
七ツ釜は遊覧船に乗って間近で観覧することもできます。
出航は9:30から。2000円を支払いチケットを購入。
乗船を済ませて出港を待ちます!
遊覧船は外に出ることも可能です。景色を楽しみたい方は展望デッキに上がりましょう。
展望デッキに上がっていざ出港!
本日は天候も良く波も穏やか。船上はとても快適です。
クジラ岩と呼ばれる鷹島。海中展望船ではこちらの島に接岸するそうです。
眼鏡岩です。穴が二つ空いており、海に反射して眼鏡のように見えるのだとか。少し分かりづらい!
様々な解説を聴きながら七ツ釜に到着です!
波が荒れてる場合はこのまま引き返しますが、今回は洞窟の中に入ってくれるそうです。
この蜂の巣みたいな形の岩場。「柱状節理」と呼びます。
これらの元々の姿はマグマ。冷えて固まる際に五.六角形の柱状の割れ目ができ、この不思議な姿ができるそうです。
穴の中に入るとこの迫力!
穴は通り抜けられるわけではなく100mほどで行き止まりです。
ただ真上には柱状節理!手を伸ばせば届きそうなくらいすぐ目の前にあります。
七ツ釜の由来である七つの洞窟。皆様には見えますでしょうか??
七ツ釜で唯一裏側まで繋がっている洞窟。満潮時ならカヌーで通ることができるそうです。
こちらは七ツ釜の裏側。繁忙期で増便すると回る時間がないそうで今回はラッキーでした。
帰りは呼子大橋を眺めながらゆっくり戻ります。
以上で七ツ釜観光は終わりです!陸からも海からもいろんな角度から楽しめる七ツ釜。
呼子に来たからには絶対見てほしい観光スポットです!
3.呼子イカの活造り
呼子町は日本屈指のイカの漁港です。玄界灘では様々な種類のイカが一年を通して水揚げされます。
そして他県の漁港と一線を画しているのが、鮮度が落ちて死んでしまうイカを「生きたまま持ち帰る」ことができる点。
こちら「河太郎」さんは呼子イカ活き造り発祥のお店。ここでしか食べられないイカの活き造りを食べようと全国からお客さんが押し寄せます。
到着した時にはこの人の数!見通しが甘かったか〜...
10:30開店の10分前では時すでに遅し。前に60組がいて100分待ちでした。
助かるのが3組前になると電話してくれるサービス。
お店に縛られることなく周辺を観光できます。
店内は広々としていますが、ずっと満席の状態。呼ばれた時には12:00を過ぎていました。
シンプルに番号順に呼ばれるシステムなので、1人でも4人席に案内されます。
お店の真ん中には巨大な生簀!
びっしりと泳ぎ回るイカの姿は圧巻の一言!注文が入るとここからイカが掬われていきます。
もちろん今回のお目当ては「いか活造り」。
注文して10分...いか活造り定食(3480円)の到着!
この透き通った身!普段見かける真っ白なイカの刺身とは大違いです!
ちなみによく見ると...
ピクッ
ピクピクッ
ビチィッ!
と脳天締めしていても急に動き出す鮮度の良さです。
その身はプリプリとも違う弾力。まるでナタデココのように「ギュッ」と噛んでも押し返してくる身の強さです。
「塩・レモン塩・醤油でお召し上がりください」との店員さんの言いつけ通りいただきます。
まずは塩。「またいちの塩」と呼ばれるこだわりの塩を使っており、辛さは控えめ。イカの甘さがじわっと引き立ちます。
お次は醤油。イカの繊細な甘味を感じるのにワサビはつけずにいただきます。
最後はレモン塩。爽やかな風味のあとに来る濃厚なイカの旨みがクセになります。
時間が経つと透き通った身がだんだん白くなっていきます。
イカ刺しを全て食べてもまだ終わりません。「後づくり」と呼ばれるゲソやエンペラの調理が行われます。
お客さんの8割が選ぶ調理法が「天ぷら」。おつゆか塩でいただきます。
揚げたてサクサク!身には水っぽさがほとんど無く引き締まった食感があります。
上級者が頼むのが全刺。文字通りエンペラやゲソ、胴体を刺身でいただきます。
こちらはエンペラ。身の部分と違ってコリコリした食感が楽しめます。
驚いたのはこの胴体!とろりとした食感と共に噛めば噛むほど磯の風味が口いっぱいに広がります。
単品のイカの活造り(2420円)を追加したので5960円のお支払い。
値段は少々お高めですが、それに見合う貴重な体験をすることができました!
4.帰宅(旅のまとめ)
【良かった点】
呼子イカの活造りは見た目や味ともに今後も忘れない強烈な印象が残りました!イカ料理の頂点を知ったような気がします!
有明海の干潟体験も佐賀県ならではの貴重な体験!至る所でムツゴロウが跳ね飛び、カニがモゾモゾ動く光景は圧巻でした!佐賀は個性が際立った観光地が多くて面白いですね!
【反省点】
吉野ヶ里遺跡が想像以上の広さで所要時間の見積もりが甘かったです。一面に甕棺墓列が並ぶエリアがあったのですが、時間が足りずに泣く泣く移動に。
河太郎の待ち時間は長かったですね〜。駐車場には全国各地の車が並ぶレベルなので、最低でも開店30分以上前には並ぶ必要があるかと思います。
【次の機会では行きたい場所】
・幸陽閣:佐賀ラーメンで最も有名なお店。乳白色の豚骨ラーメンに生卵を落として食べるのが本当に美味しそう!
・バルーンフェスタ:11月はじめに開催されるお祭りです。世界各国の気球が飛ぶ姿は圧巻でしょうね。
・武雄温泉:嬉野温泉とどちらに行こうか悩んだあげく今回は建物の撮影だけに。次はゆっくり入りたいものです!
・虹の松原:日本三大松原の一つ。唐津城と共に見たい観光地です。すぐ近くまで来ていたのですが、帰宅の時間が来てしまい今回はスルー。河太郎の待ち時間に行けばよかったかも?
では最後に「旅の制約と誓約」の結果を振り返りましょう!
4つのノルマを全て達成できました!これで10県目クリアです!
有明海での干潟体験や呼子イカの活造りなど念願だった経験が出来て最高でした!
東西南北それぞれに吉野ヶ里や嬉野、有明海や呼子などバランス良く配置されていて佐賀をぐるっと一周するだけでめちゃめちゃ良い旅行ができますね!
佐賀県は福岡空港から車で1時間ちょっとあれば来れるので是非立ち寄ってみてください!
それではまたお会いしましょう!