【佐賀1日目①】勾玉ゴリゴリ旅行!
どうもあてぃです!
さっそく旅行記を書いていきたいと思います!
よろしくお願いします!
今回は佐賀へ行ってきました!
1日目の行程は以下の通りです。
1.吉野ヶ里遺跡
教科書でもお馴染みの『吉野ヶ里遺跡』。弥生時代の遺跡群の中では日本最大の大きさを誇ります。
弥生時代といえば縄文時代のあと。狩猟採取から稲作へと文化が変遷し、卑弥呼が治める『邪馬台国』が存在した時代です。
この間も石棺が見つかったニュースをしていたことからも、今なお発掘調査が行われている遺跡でもあります。
驚くべきはその広さ!二つの市町を跨いで約2.5kmの壕に囲まれており「隅々まで回ると1日かかる」と言われています。
まずは定番コースを回るべくチケット(460円)を購入していざ中へ!
こちらは天の浮橋。全長100mの大橋で、現代と弥生時代を行き来する橋という設定なのだそう。
それでは弥生時代へタイムスリップ!
こちらは環壕入口広場。敵からの侵略を防ぐ為に逆茂木(さかもぎ)と呼ばれる先の尖った杭でバリケードを築いています。
藁で作られたイノシシが立ち並びます。
伝わりますかね?次のエリアまでの道中でこの広大さ!
そのため園内には6箇所ものバス停があります。行きたい場所がバス停近くならぜひ利用をオススメします。
10分かけて到着したのが「南内郭」。発掘調査で青銅器や鉄製品が多く見つかっており、王や支配者の生活拠点だったと言われる中心区域です。
そのため遠くを見渡せる「物見やぐら」、侵入を防ぐ柵や壕を設けています。
高さはなんと12m!ぐるぐると階段を駆け上がります。
遺跡内にはお弁当を食べられる物見やぐらもあるのだとか。
風通りも見晴らしも良くやぐらで食べるご飯は美味しいでしょうね。
南内郭では弥生時代の住居「竪穴住居」を再現しています。
何やら厳重に柵で囲まれた特別な家がありますね。
それがこちらの王の家。
中には王の威厳を示す品々が展示されています。
また10分ほど歩くと三階建ての建築物がそびえ立つ「北内郭」。現在でいう政治の中枢都市です。
二重の柵と壕で周囲を囲んでおり、かなり厳重な守り。
柵の周りには高床倉庫。床を地面より高く設置することで湿気を取り除き、ねずみ対策をしています。
中には食料や祭祀の道具が貯蔵されています。
北内郭のシンボルである「主祭殿」。クニの方針を決めるための重要な施設です。
2階では各ムラの長を集め、クニの重要な政治的な取り決めが行われていたと考えられています。
三階では最高司祭者の「神がかり(祖先からお告げを授かる儀式)」を再現しています。二階での取り決めで結論が出ない際に重用されました。
その最高司祭者の住まいがこちら。
より感覚を研ぎ澄ませるためか光の入らない部屋に仕切りを立てて生活していたそうです。
北内郭から北へ進むと「北墳丘墓」を中心とした祖霊を祀るエリアへと進みます。
こちらは「祖霊の宿る柱」。北墳丘墓を守る祖先の霊が宿ると言われています。
甕棺墓列(かめかんぼれつ)です。甕棺とは棺桶のこと。弥生時代の吉野ヶ里エリアに見られる特色的な形状をしています。
このように亡くなった人を埋葬していたそうです。弥生時代には人がすっぽり入れるサイズの焼き物を作っていたなんて驚きですよね。
こちらが北墳丘墓。2100年前の歴代の王の墓と考えられています。現在ではその内容を展示しています。
中はこんな感じ!遺構面と甕棺は発掘した当時の状況をそのまま展示しています。
両サイドの展示コーナーでは古墳の作成過程や、
甕棺から出土した装飾品の数々、
当時の状況を再現したジオラマなどが展示されています。
定番の観光ルート(南内郭〜北内郭〜北墳丘墓)の紹介は以上になります。
他にも数々のエリアがあるのですがめちゃめちゃ遠い!
それでも是非立ち寄っていただきたいのは『弥生暮らし館』。
この施設では銅鐸や石包丁など弥生時代の道具を実際に作成することができます。
特に勾玉づくりは大人気。200〜250円で好きな色の高蝋石を削って勾玉を作ることができます。
早速体験してみましょう!工程はこんな感じ!
まず勾玉の形を鉛筆で書き出し、
その形に合わせてゴリゴリ削る!
角を使って内側の曲線を削ってみたり...
指を拡げられなくなるほど勾玉削りに集中します。
なんとか納得できる形に!仕上げるまでに40分かかりました!
次は細かいキズを水に浸しながらサンドペーパーで研磨する作業です。
微調整しながら削ること10分...めちゃ綺麗に!
新聞紙で水気を切って、
好きな紐を通すと...
勾玉の完成です!上手くできてますかね?
以上が吉野ヶ里遺跡観光になります!
まだまだ見所がある吉野ヶ里遺跡、佐賀を訪れた際はゆっくり回ってみてください!
画像引用先:佐賀県提供
2.シシリアンライス
レタス・トマト・パプリカなどのフレッシュ野菜と牛肉をご飯に乗せ、その上にマヨネーズをかけた料理なのだそう。
昭和50年頃から喫茶店でメニューとして出されるようになり、今では「ご飯+生野菜+牛肉+マヨネーズ」をベースに各店舗ごとにアレンジが加えているそうです。
今回は佐賀県庁内にある「さがんれすとらん志乃」さんへお邪魔しました!
立派な佐賀県庁をエレベーターで上がること13階。ガラス張りのフロアから見晴らしの良い佐賀市内を眺めることができます。
同フロアを歩くこと1分半、さがんれすとらん志乃さんへ到着です!
店内はとてもオシャレな内観。落ち着く雰囲気でゆったりできます。
もちろん横を振り向くと佐賀市内を一望できます。
メニューはこんな感じ!時価の料理もあるなど少し高級路線なお店です。
お目当ての伊万里牛のシシリアンライス(1430円)を注文です!
赤緑黄色の野菜で彩られたカラフルで美しい見た目。食べるのがもったいなく思います。
上の野菜を横にズラすと中から伊万里牛と温泉卵が!
迷わずスプーンでかき混ぜ...
中心部の一番美味しいところをいただきます!
マヨネーズを最初に感じた後、とろりとした卵黄、柔らかな伊万里牛、シャキッとした野菜が入れ替わり立ち替わりに主張してお祭り状態!
生野菜はとてもフレッシュ!ひとたび噛めば歯切れ良い音とともに水分がジュワッと広がるのを楽しめます。
志乃さんアレンジのレンコンチップス。香ばしさとほのかに香るレンコンの風味が箸休めになります。
甘ダレで味付けされた伊万里牛。温泉卵やマヨネーズと混ざってもお肉の旨みを感じます。
ボリュームもあって満足感の高いシシリアンライス。興味がある方はぜひ「さがんれすとらん志乃」さんへ!
3.祐徳稲荷神社
佐賀市から車を走らせること1時間20分。
祐徳稲荷神社は、伏見稲荷(京都)を筆頭とする「日本三大稲荷」の候補に挙げられる稲荷神社です。
縁結びや商売繁盛、家運繁栄のご利益で知られるパワースポットとして知られ年間300万人が訪れます。
その豪華絢爛さたるや他の稲荷神社と異なります。朱色を基調とした鮮やかな色彩と三階建ての御本殿は参拝者を圧倒します。
境内はこんな感じ!一つずつ見ていきましょう!
まず手水舎。このサイズの建物からでも装飾にこだわり華やかさを感じます。
神社の顔としての役割もある楼門。観光客は皆足を止めて写真を撮るので少し渋滞することも。
左右に鎮座する二体は境内を守る随神。佐賀の工芸品『有田焼』で作られているのだとか。
楼門をくぐるとこんな感じ!結構な広さがあります。
本堂の前には縁結びの岩崎社があります。SNS映えする風鈴の道を進むと...
岩崎社です。本堂に比べると簡素で可愛らしい造り。
岩崎社の隣には本堂へと続く階段。こちらも圧巻の風鈴街道!
風が吹くと一斉に風鈴が揺れて涼しげな音が鳴り響きます。
風鈴街道を抜けると本堂に到着です!
朱色と金箔であしらった目が眩むほど贅沢な本堂。
鈴を鳴らす綱も麻縄ではなく紅白の布。
隅から隅まで洗練された拝殿です。
拝殿のすぐ隣には何やら目を惹くBOX!厄落とし絵馬と言うそうです。
災難続きのあてぃは迷わず購入(500円)。絵馬に名前と年齢を書き「厄」を抜き取ります。
これで「厄」落とし完了!
奥の院は300m先の山頂にあります。険しい道のりなのか杖の貸し出しが行われています。
初めは杖なんて不要!様々な千本鳥居をくぐりながらスタコラ進みます。
残り150mからは本格的に杖が無いと大変そうな石階段へ。
角度が急な段差や滑りやすい石段ということもあり杖は持ち歩くことオススメします!
登り始めること15分...奥の院に到着です!
振り返ると日本最大の干潟『有明海』が見られる見晴らしの良い景色。風通しも良いですし休憩して降りましょう!
祐徳稲荷神社では金運や幸福をかき集める縁起物として熊手を販売しています。
思わず買ってしまうあてぃであった...
タイではドラマや映画のロケで使われるなど、世界でも注目されている祐徳稲荷神社。佐賀に来たら絶対に来てほしいスポットです!
次回に続く ⇒