【高知旅行①】おめめがキンキン旅行!
どうもあてぃです!
高知旅行を書いていきます。
よろしくお願いします!
行程は以下の通りです!
1.日曜市
朝6時20分にもかかわらず、これだけの賑わいを見せる高知城前。
300年以上もの伝統を誇る日曜市が大規模に開催されようとしています。
朝5時頃にはお店が並び始め、夜18時まで活気付いているのだとか。
食材や日用品、グルメなど様々な屋台がズラ〜っと二列で横に並びます。
その長さは約1キロにも及ぶそう!
その中でも一際客が集まる屋台。いも天が大人気の有名店『大平商店』です。
揚げたてのいも天 1袋(350円)を購入。
一口大サイズのいも天。持ってるだけで熱い!
中にはホクホクのサツマイモ!
衣は厚みがあって外はカリカリ中はモチモチ。
サツマイモの甘みと生地のジューシーさがクセになります。
食べ歩いているとまた一つ賑わっているお店が。『みっちゃんち』です。
ここでは幸せなわらび餅が有名なんだとか。すぐさま購入します。
幸せのわらび餅(300円)。いただきます!
お餅がすごい弾力!噛めば押し返すほどのモチモチ感!黒蜜を絡めながら口いっぱいに頬張ります。
こちらのパン屋さんでは高知ならではのご当地パンを見つけました。
ぼうしパンです!
メロンパン製作中にビスケット生地と間違えてカステラ生地をかけて出来上がった、見た目もエピソードもユニークなパンです。
噛みごたえがあるツバ、ふわふわの頭部と食感の変化を楽しみます。
こちらのお店では珍妙な商品「田舎寿司」を見つけました。
高知県の山間部で有名な野菜を使ったお寿司だそうです。普通のお寿司と見間違えそうです。
さっそくいただきましょう!
こちらのマグロに見えるお寿司はみょうが。酢が効いてサッパリとした味付けです。
りゅうきゅう(ハスイモの茎)です。シャキシャキとした食感が面白いですね。
こちらは昆布です。舌触りが良く香ばしさを感じます。
お腹いっぱいで食べることはできませんでしたが、他にも箸巻きの屋台や、
タコスのお店、
釜揚げシラスの屋台など回りたいお店は盛りだくさん!
皆さんも高知を訪れた日曜の朝は、早起きして市場を巡ってみてはいかがでしょう!?
2.北川村「モネの庭」マルモッタン
日曜市から車で1時間20分。営業開始と同時刻にな北川村「モネの庭」マルモッタンへ到着です。
モネとは印象派画家のクロード・モネ。彼が生涯の半分を過ごしたとされる庭園を再現したのがこちらの「モネの庭」です。
『モネ財団から「モネ」を冠することを公式に認められている世界唯一の庭園』とのことで、そのクオリティの高さを楽しみましょう!
入園料は1000円。園内は「水の庭」「ボルディゲラの庭」「花の庭」の3つの庭園を見て回ります。
まずお客さん全員が開園と同時に向かうのは「水の庭」。お目当ては青いスイレンです。
『青い睡蓮』という作品を残すほどモネが夢見たスイレン。
青いスイレンは熱帯性。フランスの気候では栽培に適さず、モネは最後まで開花させることができなかったそうです。
他のスイレン同様、午後になると花が閉じるため、咲き誇る姿を見るには午前中の訪問が必須。
こちらがモネが恋焦がれた青いスイレンです!
他にもモネの絵画を再現した場所がいくつもあります。
次のエリアは「ボルディゲラの庭」。2020年春に誕生した新エリアです。
イタリアを旅行中だったモネが、心を奪われた美しき街並み「ボルディゲラ」を再現したそうです。
こちらの建物はリヴィエラの小屋。
カフェとして利用することができます。
ボルディゲラの庭と太平洋を一望できるロケーションを楽しめます!
広大な敷地を使って再現されたボルディゲラの街並み。モネが絵画で残した情景にぜひ飛び込んでみてください!
最後のエリア「花の庭」へ。2つのエリアから駐車場を挟んで反対側にあります。
花の庭へ向かうにはギャラリーを通ります。
ギャラリーの中はこんな感じ!ガーデニング雑貨やモネ関連のグッズ、北川村産の柚子フードが販売されています。
ギャラリーを出ると広々としたバルコニー。
そしてバルコニーの隣にはカフェ「モネの家」や
手作りパンのお店。
北川村特産ゆずソースがかかったソフトクリーム(450円)を注文!
濃すぎない柚子の風味。ミルクの濃厚さが引き立っていて美味しいです。
お店の反対側にはフローラルホール。
こちらでは無料で押し花絵画を観覧できます。
バルコニーから眺める花の庭。これからの季節ではもっと色彩鮮やかな景色になるでしょうね!
それでは進んでみましょう!
花の庭では色とりどりのお花が立ち並びます。眺めて歩くだけでもあっという間に時間が過ぎますね。
フラワーハウスではスイレンをはじめ、モネの庭で見つけたお気に入りのお花を購入できます。お家に帰って育ててみては!?
モネの庭や絵画を再現ということで、他の植物園では見られない景色のガーデニングを楽しむことができました!
訪問する際はスイレンが咲く午前中がオススメですよ〜!
3. キンメ丼
室戸の代表的なグルメで金目鯛があります。
金目鯛は目が金色に光る「深海魚」。なので鯛の仲間ではないとのこと。
また深海の水圧で潰れないように浮袋がありません。全身に脂をまとって浮力にしています。
脂がのったその味は筆舌に尽くし難し!ぜひ食べに行きましょう!
というわけで、モネの庭から車で25分。『花月』さんに到着です。
高級魚である金目鯛をリーズナブルに贅沢に食べられる有名店です。
入り口には有名人のポスター!団体客も多いため予約してないと入れないことも。
店内はこんな感じ。広々としていてホッと落ち着ける空間です。
こちらはメニュー表です。金目鯛や鯨といった高知県ならではのメニューが多いです。
オールキンメ丼(2200円)を注文です。
まずは金目鯛の潮汁からいただきます。
澄んでいながらもコクがある深い味わい。塩加減が絶妙で金目鯛のダシの旨みが引き立ってます。
いよいよメインのキンメ丼です。
キンメ丼の食べ方に従っていただきましょう!
まず刺身から。漬けた後の醤油には脂が浮いてました。
皮目を炙っており香ばしさを感じます。クセがなく淡白な味わい。もっちりとした食感で、鯛ほどコリコリしていません。
次は照り焼きです。飴色に輝いて美しさを感じます。
箸でつまんでも全く崩れないほど身がしっかりしています。しっとりした食味は魚のそれというより鶏胸肉のようでした。
タレの濃さは控えめ。タレが滴らないよう水気を切っており、ご飯に染みないよう錦糸卵を敷く徹底ぶりです。
お茶漬けで食べる時に味が濃くならないよう配慮しています。
それでは最後にダシ汁をかけた鯛茶漬けです。「照り焼きを一切れ乗せて召し上がってください」と言われたのでその通りに。
それでは照り焼きをほぐしていただきます!
ダシは潮汁に近い味です。そのまま飲んでも十分な美味しさ。
ダシのおかげで薬味の美味しさが引き立ちますね。
わさびやネギの清涼感が鼻を通り抜けるのを感じながら口いっぱいにかき込みます。
ごちそうさまでした!
4.室戸岬
花月さんから車で7分。中岡慎太郎に迎えられながら、四国の最南東「室戸岬」に到着です。
室戸岬は日本に9ヶ所ある『ユネスコ世界ジオパーク』の1つに認定されています。
地層の隆起や侵食による複雑な地形や、亜熱帯性の植生、弘法大師・空海の伝説など人文科学好きにはたまらない観光地ですね。
ではマップを参考に散策してみましょう!中岡慎太郎像の目の前にある小道を進みます。
『灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)』に到着です。空海が灌頂(仏縁を結ぶために水を頭から被る)儀式を行った場所だとされています。
少し歩くと有名なアコウの木があります。別名「締め殺しの木」。
どんな木でしょう?物騒ながらも見たい気持ちをそそる異名です。
ありました!隙間にも根を張り巡らせており、まるで岩を捕食しているような...圧巻です。
神秘的ながらも少し恐怖を覚える、生命力あふれる木でした!
また進むとおもむろに置かれた『牛角岩』の杭。
ジオパークHPにも載ってない謎の岩です。結局見つけられず...。
地震が起きると浅瀬の砂と泥が海底深くまで落ちます。重い砂→軽い泥の順で積もっていくため、上部の特徴ある縞模様ができるそう。
こちらは龍宮神社。航海の安全祈願の神社だそうです。
「なかなか見つけにくいので探してくださいね」とジオパークHPで書かれるほどわかりづらい。
看板はあるけど...
奥が階段だと気づきませんでした!
今度は室戸岬を見渡す展望台に行きましょう。
中岡慎太郎像の隣にはこのような隠し階段。登ってみると...
展望台!
真昼ではロマンチックな雰囲気は難しいかも? 夕焼けを見に来ましょう!
中岡慎太郎像から約1キロ進むと『御厨人洞(みくろど)』に到着します。
御厨人洞は空海が利用した2つの洞窟のうちの1つです。
空海が生活をしていたと言われています。
もう一つがこちらの『神明窟(じんめいくつ)』です。空海が修行をしたとされる洞窟です。
雨のように水が滴り落ちており、参拝するには濡れること必至です。
海岸側には修行中の空海が行水したとされる池があります。当時はもう少し澄んでいたのでしょうか。
近くにあるこの巨石は『エボシ岩』。貴族の帽子こと烏帽子に似ていることから呼ばれています。
もう一つの巨石こと『ビシャゴ岩』。「おさご」と呼ばれる絶世の美女が自分を巡って争う男たちに憂いて身を投げた伝説があります。
修行中に悟りを開いた弘法大師。
彼は空と海だけが飛び込むその景色に感銘をうけ『空海』と名乗るようになったそうです。
...あてぃは『草車』とでも名乗りましょうかね!
次回へ続く⤵︎