【高知旅行②】わら焼きパチパチ旅行!
どうも、あてぃです!
高知旅行の続きを書いていきます。
よろしくお願いします!
行程は以下の通りです。
5.龍河洞
室戸岬から車で90分。龍河洞に到着です。
龍河洞は龍泉洞(岩手)、秋吉台(山口)と並び日本三大鍾乳洞の一つ。
他二つには無い特徴として、弥生式土器が鍾乳洞と一体化した「神の壺」など古代人の生活の痕跡が残っていることが挙げられます。
龍河洞は三宝山の中腹にあります。入口に到着するまでにもガッツリ階段を登ります。
登ったら入口隣のチケット売り場へ。入園料1000円を支払ってチケットを購入。
観光コースは約1キロの長さ。所要時間は45分〜1時間です。
トイレを済ませて準備万端!中に参りましょう!
涼しいというより寒い!それもそのはず。夏にもかかわらず洞内は16℃しかありません。
入り口こそ立って歩けるものの、次第に狭くなり中腰じゃないと進めないことも。
洞窟内では至る所で水が流れております。
第一のスポット「石花殿」。石の花が咲き乱れるかのように小さい鍾乳石が壁一面に広がっています。
こちらは龍河洞で最も天井が高い場所「千仭の間」です。30メートルの高さがあります。
「雲の架け橋」。中空に浮かぶ白い石の橋が、雲のように見えることから名付けられたそうです。
洞窟内最大の滝である「記念の滝」。高さ11mを誇ります。滝の上部に大規模な鍾乳洞が見つかり、洞窟探索の礎となったことからそう呼ばれています。
「天降石と絞り幕」です。真ん中の絵画的な鍾乳石が絞り幕。高さは6mもあります。
天降石は15万年かけて水が作り出した高さ11mの鍾乳石です。自然が作り出した異様さ漂う造形です。
人と比べてもこの大きさ!圧巻です。
「玉簾の滝」。石の形状が流れる滝を思わせます。
「双葉山のへそすり岩」です。元力士の双葉山関がおへそを擦りむくほどに狭い通路です。
一般人が横向きで通ってもこの狭さ!
「通天門しんどい坂」と呼ばれる登り道です。龍河洞の深さだけでなく、その高さも感じ取れるスポットです。
ユニークスポットの「連星殿」。見上げるとマリアさまとお釈迦様に見える鍾乳石があります。
こちらは僧正を僧侶が取り囲んで読経をしているように見えることから「万象殿」と呼ばれています。
「奈落」は深さ30mの穴です。コウモリの通り道でもあり覗き込んでも底が見えません。
「逢坂峠」は入り口から80mの最上部です。最大の地下空洞が広がる場所でもあります。
こちらは「神の壺」です。弥生人が残した水汲み壺が、2000年の歳月をかけてまるで化石のように鍾乳洞と一体化したのだとか。
第二の神の壺を作ろうと実験中の壺です。
思った以上に鍾乳洞と一体化していて驚きました!
最後のスポット「穴居(けつきょ)第一室」です。古代人が生活の場として利用していた名残が見られ、石斧や貝塚が発掘されたのだとか。
以上が龍河洞の探索コースでした!
出口は山の頂上付近にあることがわかりました。ずいぶん高いところまで登っていたんですね〜。
いやぁ面白かった!
龍河洞では観光客に楽しんでもらうよう様々なイベントを催しています。
例えば冒険コース。専用着とヘッドライトを着用して本格的なケイビングを楽しめます。
今回は残念ながら休止期間でしたが、洞内プロジェクションマッピングも行われています。
大人も子どもも楽しめる企画が盛りだくさんの龍河洞。是非立ち寄ってみてください!
6.カツオのたたき
高知グルメで切っても切れない存在といえば『カツオ』。消費量は全国でもダントツ1位。
黒潮に面する高知では、近海でカツオを漁獲して生のまま持って帰ることができます。
(他県のカツオ漁は遠洋で行われるため冷凍保存)
そんな高知では鮮度の良いカツオをポン酢ではなく塩と生にんにくのスライスで食べるそうですよ!
また、カツオは傷みが早くて食あたりしやすい魚です。
「ヒスチジン」というアミノ酸が多く含まれており、鮮度が落ちると「ヒスタミン」という物質を生成して食中毒をもたらすそうです。
カツオの表面を炙る「たたき」も、殺菌や臭い消しをかねた合理的な調理法なんでしょうね。
とまぁ、うんちくを披露したところで実際に食べに行きましょう!
キャンプ場から車で25分。ひろめ市場に到着です。
わら焼き鰹たたき専門店『明神丸 ひろめ市場店』。気軽にカツオのたたきを食べられる人気店です。
メニューはこんな感じです!
高知に来たからには「塩たたき」でいきましょう!
他にもかしわ天や青さのり天ぷらなど気になる商品があったので購入。
こちらでは目の前でカツオを炙ってくれるコーナーがあります。
豪快なわら焼きを披露!カツオが瞬時に焼き上げられます。並んでることをつい忘れてしまいます。
会計を済ませて後ろを振り返るとこんな感じ(汗)
フードコートなので大混雑しています。
3周ほどぐるぐる回ってやっと着座できました(泣) それではいただきましょうか!
青さの天ぷら(200円)。 サクサクした軽い食感を感じた後に青のりの風味がブワッと押し寄せます。
かしわ天(200円)。カリッと固めの衣に四万十鶏のしっとりとした胸肉が美味しいです。
メインのにんにく塩たたき丼(1000円)。
厚みがある鰹のタタキはもったりとした食感。振りかけられた塩が旨みを引き立たせます。
藁焼きの香ばしさが鼻を通り抜けます。まるで燻製のようで生臭さは全く感じません。
ご飯には柚子の風味が効いた醤油がかかっており、さっぱりした味付けが鰹にマッチします。
鰹のハランボ(500円)。ハランボとはトロの部位を指します。
この浮き上がるほどの脂!ひとたび噛むとジュワ〜ッと口の中で旨みと一緒に広がります。
赤身と比べるとやや筋張って噛みごたえがあります。
付け合わせの大根おろしでさっぱり食べるも良し、にんにくでパンチを効かせても良しです。
食べる席を探すのにかなり苦労しましたが、労力が報われるほどの美味しさでした!
7.ひろめ市場
高知県を代表する観光名所『ひろめ市場』。高松市に立ち寄った観光客のほとんどが足を運ぶことでしょう。
約70店舗ものお店が集まる大型の複合施設で、うち半分以上が居酒屋や飲食店です。
画像引用先:ひろめ市場
マップはこんな感じ。市場の様子を少し覗いてみましょうか!
こちらは「よさこい広場」。ラーメン屋台に皆が集まります。
市場に入ると「龍馬通り」。この人の多さ!かき分けながら前に進みます。
入り口にはスーパーのように商品が並べてられています。
こちらの精肉店では商品の販売と肴の販売を兼ねてます。
先ほどカツオのたたきを食べた「お城下広場」。一番の賑わいです。
「いごっそう横丁」です。人通りも少なく落ち着いてます。ここや隣の「乙女小路」はご年配の方が多かった印象。
「自由広場」もお城下広場と同様、机が立ち並ぶフードコートです。
一番奥の「はいから横丁」と「ひろめばる」。若い人が集まるオシャレな飲み屋通りって感じ。
高知ならではの特産品もたくさん売られています。いくつか実食してみましょう!
まずは「どろめ」。生のイワシ・シラスの稚魚のことをそう呼びます。
どろっとした舌触りでサンマの内臓を食べてるかのような苦味があります。
ポン酢と薬味が加わると苦味がマイルドになって美味しいです。
お次は「ウツボのたたき」。
皮と身の間にゼラチン質が挟まっており、丈夫で噛みきれません!
身の部分は白身魚のように癖がなく淡白な味わいです。
そして「くじらのタタキ」。
おろししょうがと相性バッチリ!魚というよりは馬肉などの食肉に近い食味です。
帰り際に「亀の手」を発見。購入して車でいただきます。
亀の手は貝の仲間。先っぽの殻を剥くと、
こんな感じ!可食部は少ないですね。
噛むと口の中に風味が広がります。貝というよりカニに近い風味。
いかがでしたか?どのエリアを除いてもお客さんが集まる賑やかな市場でした!
お酒を飲まずとも買うもの食べるもの十分にあるので、老若男女楽しめること間違いなし!
ぜひ高知県を旅行する際はお立ち寄りください!
8.帰宅(旅のまとめ)
【良かった点】
ひろめ市場・日曜市の熱量がとても印象に残っています。都会に引けを取らない賑やかさで、観光していてとても楽しい場所でした。
高知ならではのグルメを堪能できました。「どろめ」や「うつぼ」「金目鯛」など、他県では食べられない海産物が多かったです。
【反省点】
室戸岬ではまだまだ観光できるスポットがありました。子授の岩やリュウゼツランといったスポットを見落としてました。事前にジオパークMAPで下調べすることをオススメします。
日曜市は7時過ぎた頃からお店が増え始めるので、もう少し観光したかったです。6:00〜7:20ではちと早かったかも。
【次に行ってみたい場所】
・牧野植物園:高知の友人からオススメされた植物園。調べてみると圧巻の華やかさ!次は必ず訪れます!
画像引用先:高知県立牧野植物園
・四万十川:四国一の長さを誇る大河川。屋形船で川下りができます。四万十川は県西部にあるため少し遠かった。残念。
画像引用先:一般社団法人 四万十市観光協会
・屋台餃子:日曜市が催される追手筋。夜には餃子を焼く屋台が立ち並ぶそうです。屋台で食べる機会はそう無いので是非食べてみたいですね。
・べふ峽温泉:徳島県との県境にある山奥に佇む温泉。山あいの美しい景観やジビエ料理を楽しめる温泉なのだとか。
コロナが5類に緩和されてから初めての旅行でした!
マスクを外している人も多く、観光地の賑わいもコロナ前に戻りつつあるようです。
皆さまもコロナ対策はお気をつけながら、自分だけの旅行をお楽しみください。
最後まで見ていただきありがとうございました!