【岡山2日目】雲海もくもく旅行!
どうもあてぃです!
岡山旅行の続きを書いていきます。
よろしくお願いします。
2日目の行程は以下の通りです!
1.備中松山城展望台
高梁市にある『備中松山城』は現存天守12城の一つです。その中で最少の大きさである一方、最も高い場所(標高約430m)に位置するお城でもあります。
この備中松山城がある山間部では、放射冷却によって霧や雲が広域に発生する雲海という自然現象が起こるそうです。
まるで城が雲海に浮かんでいるように見えるため、別名「天空の城」と表現されることもあるのだとか。興味深いですねぇ。
雲海は発生シーズンや条件が決まっているそうです。詳細は以下のHPをご覧ください。
今回の旅行ではこの条件を偶然満たしていたんですね。
条件を満たしていても、雲の状況次第では雲海に浮かぶ姿を見えないこともあるそうですが、これはまたとないチャンス!
「備中のラピュタを見られるかもしれない!」と、阿波のパズーとムスカは4時に起床して備中松山城展望台へと向かいました。
高速に乗った時点から目の前にもやが拡がるいきなりの洗礼。
でも、もやが発生しているということは雲海も発生しているはず・・・?
日の出の時間6時ちょうどに到着。え!?もうこんなに観光客いるの!?
車を停めて少し歩くと看板が見えてきました。
一階も二階もすでに観光客でいっぱいでした。
この看板のような美しい姿は見えるのでしょうか。
うおおおおおお!!! 一面もくもくじゃああああああ!!!!
雲海自体見るの初めてなので、この光景だけでもう感動してました。
でも肝心の備中松山城は雲に隠れて見えません。(AM6:15)
徐々に雲が薄くなってきましたかね?(AM6:30)
AM6:50、やっと良い感じの写真が撮れました!(スマホカメラの限界)
この後も30分ほど粘ってみたのですが、雲がまた厚くなってしまい断念。
ちなみに雲海を下側から見た写真。
山頂がすっぽり雲に隠れています。これはこれで面白いですね。
たいがいの写真はスマホで綺麗に撮れるんですけど、今回はスマホでは限界がありましたね。一眼レフのカメラが欲しい〜。
でも本当に見られてよかった!運が良かったです!
帰りの車中もしばらく感動の余韻に浸る二人でした!
2.笠岡ラーメン
笠岡市には『笠岡ラーメン』というご当地ラーメンがあるそうです。
養鶏が盛んな町なため、そのラーメンは鶏をふんだんに使われているのだとか。
そんな笠岡ラーメンを提供してくれる『山ちゃん』は朝5時から開店しているお店です。雲海を見終えた後ちょうど小腹が空いたので、モーニングがてら食べに行きました。
笠岡ラーメン大(700円)+ごはん並(150円)
ラーメンというよりはお蕎麦を連想させる見た目をしています。
透き通ったスープは、鶏ガラ醤油特有の甘くてまろやかな味わいです。
そぎ切りにされた鶏肉は噛みごたえがあって旨みも十分。
ネギも青臭さがなくてスープと相性がいいです。
ピリリと辛いメンマは食欲を刺激してくれます。
鉢の中には素麺のように細い麺が幾重にも折り重なっていました。
かなりのボリュームがありますね。こりゃあ並でよかったな〜笑
普段は濃い味のラーメンを食べることが多いので、さっぱり味に特化したラーメンを食べるのは新鮮でしたね!
皆さんも一度笠岡ラーメンを食べに来てみてはいかかでしょうか!
3.後楽園
江戸時代に岡山藩主であった池田綱政が、自身の憩いの場や客人をもてなす場として造らせた庭園が、長い年月をかけて発展していったのがここ後楽園です。
金沢の兼六園、水戸の偕楽園と共に日本三大名園と呼ばれる全国屈指の景勝地です。
このような感じで広大な敷地内にはいくつもの観光スポットがあります。
撮影した枚数も多いので、文章もほどほどにピックアップしたスポットの写真をいくつか紹介します。
では1人400円の入園料を払っていざ観光開始!
まずは後楽園中央にある広大な『沢の池』。左には申し訳程度に映る岡山城があります。
優雅に泳ぐ美しい模様の鯉たち。
『千入(ちしお)の森』。もみじが紅葉に向けて色づき始めています。
『流店(りゅうてん)』。真ん中に水路が通っている建物です。
当時から休憩所として使われていたようです。簡素な造りが落ち着く雰囲気を醸し出しています。
こちらは『唯心山(ゆいしんざん)』です。
平面的な景観であった庭園を立体的しようと築山して出来た山です。
唯心山から撮影した後楽園。見晴らしがよく、美しい光景が広がっていました。
『能舞台・栄唱の間』。後楽園を築庭した池田綱政が能を好んだために造られたそうです。
ちょうど運良く、能の公演会をしていたので少しお邪魔しました。
『廉池軒(れんちけん)』。流店と同様、戦災をまのがれた歴史ある建物です。
甘味処も営業しています。一度ここで休憩しましょう。
鯉のエサ(100円)という変わった名前の麩菓子。ほんのり甘くて気が付けば完食していました。
続いては『茶祖堂(ちゃそどう)』です。過去には『利休堂』と言う名で千利休を祀っていた場所。今は栄西禅師と合祀という形だそうです。
『花交(かこう)の滝』。花交の池へと流れ落ちます。静かな池に大きな音を響かせるために作られたそうです。
橋を渡って岡山城に向かいます。めちゃめちゃカッコイイ!皆さんがこの岡山城を見て抱いた印象の中には「黒い!」も入っていると思います。
実際に岡山城はカラスに例えて「烏城(うじょう)」と呼ばれているそうです。
他の特徴として、不等辺五角形と呼ばれる特殊な構造をしていることも挙げられます。
上で貼った正面の岡山城は平面でしたが、裏から見るとこんな感じで、
ボコっと前に突き出ているんですね。
そんな珍しい岡山城に入場料300円を払って入城します。
城内の展示物は撮影禁止な場所が多く、こんな写真で我慢してくだせえ。靴擦れで左足をひきずりながら歩くあてぃと、
大名駕篭でなぜかひょっこりはんのマネをするエイジ君。
あと強いメッセージ性を感じる一文。
天主閣からの見晴らし。「晴れの国」岡山らしく、いい天気です!
シャチホコを入れての一枚。結局のところ休憩を挟みながら、園内を全て見て回ると3時間は経っていましたね〜!
岡山を旅行するなら、ほぼ間違いなく立ち寄るであろう後楽園。
時間を忘れて楽しんでいただければと思います!
4.【番外編】二郎系ラーメン
岡山旅行で残すはランチだけとなった2人。
すると唐突に例の衝動に襲われました。
「二郎系ラーメンが食べたい」
8月の和歌山旅行で数年ぶりに二郎系ラーメンを食べ、その魅力を思い出してしまった2人の脳は唐突に「ヤサイマシアブラマシニンニクベツザラ」を渇望したのです。
「岡山 二郎系ラーメン」
気付けばGoogleに検索を依頼していました。
というわけで岡山二郎系ラーメンの人気店『ダントツラーメン』へと足を運びました。
安易な気持ちで挑む者の末路がこちら。まだまだですね!
店内はほぼ満席でした。二郎系のお店は常にこんな感じなんです。
ラーメン(590円)ヤサイマシアブラマシニンニクベツザラver.
見た目が「終わっている」二郎系ラーメンも少なくない中、比較的綺麗なビジュアルをしています。
背アブラに刻みニンニクを乗せて一口。
今回の背アブラには特に味付けがされていませんね。個人的にはアブラにも醤油の味付けがされている方が好みです。
スープも結構あっさりしています。あくまで二郎系ラーメンのくくりの中でですが。
割りばしの先と同じくらい太い麺。ガッ!と口に入れると幸福度の臨界点を突破します。
エイジ君は無事に完飲です!
二郎系ラーメンを完飲するってなかなかの狂気ですよ本当に。
「康太」を襲名してもいいんじゃない!?
ごちそうさまでした!
【補足】
康太...二郎を毎日食べるブロガー。スープを飲み干す完飲を行い、過去には身体に異常をきたしたことも。今はもう引退している。
5.帰宅(旅のまとめ)
【良かった点】
出発時間との兼ね合いで近場の岡山県を選択した今回。雲海に浮かぶ備中松山城という限られたシーズンでしか見られない光景を見られるなど、とても良いタイミングで旅行できたと思います。「塞翁が馬」を体験した旅行でしたね。
あてぃは湯原温泉が一番印象的でした!冷えきった身体でいざ露天風呂に入った時にはもう天にも昇る思いでした。設備が整えられた温泉もいいですが、源泉垂れ流しの無骨な温泉も「温泉に入ってる感」がすごく出てたまらないんですよね~。
ひるぜん焼きそばも美味しかった!そりゃB-1グランプリでゴールドとれるはずだわ。ちなみにエイジ君がこれまでの旅行の中で一番好きな食べ物は同じく岡山の「津山ホルモンうどん」なんですよね。本当に岡山は各地域がご当地グルメを考案しててすごいなぁと思います。徳島も見習わなきゃ。
津山ホルモンうどんの情報はこちら→【鳥取2日目】崖っぷち、ハラハラ旅行! - ゆるゆるトラベルダイアリー
【反省点】
やっぱり倉敷美観地区の川舟めぐりに間に合わなかったのは残念ですね~。僕達の場合は出発時間が遅かったというのもありますが。皆さんは余裕を持って行動してくださいね!
あと三平山キャンプ場はやっぱり寒かったです。パーカーとカーディガン、ダウンジャケットを着込んで寝たのですが、1時間おきに起きてしまいましたね。冬用の寝袋が欲しくなりました。良いやつがあれば教えてください!
二郎系ラーメンは美味しかったですが、ご当地グルメとはジャンルが異なりますからねぇ。岡山はB級グルメの聖地だと思ってるので、その分ご当地グルメを紹介したほうがよかったな~と思ったり。次から気をつけよう!
【次の機会では行きたい場所】
・食堂かめっち。:美作市で有名なたまごかけご飯のお店。350円でTKGをたらふく食べられるそうです。朝食で食べたかったですが、場所が遠かったので今回は断念。
・味司 野村:岡山市内にある「おかやまデミカツ丼」発祥のお店。デミカツ丼は岡山のご当地グルメで、カツ丼の上にデミグラスソースがかかっている料理ですね。次こそは絶対に行きたい!
・えびめしや:こちらは岡山のご当地グルメ「えびめし」が発祥のお店。エビを炊き込んだ釜飯かと思いきや、ソースで真っ黒に炒められた炒めしが正体。見た目から興味をそそられる料理です。
・鷲羽山ハイランド:岡山を代表する遊園地。絶叫系も充実しててバンジージャンプや「スカイサイクル」という高層で自転車を漕ぐアトラクションがあります。ブラジリアンパークとのことですが、なぜにブラジル!?笑 時間に余裕があるならいってみたいところ。
では最後に「旅の制約と誓約」の結果を振り返りましょう!
2.観光地 ⇒ 倉敷美観地区、備中松山城展望台、後楽園
3.温泉 ⇒ 湯原温泉
4.キャンプ ⇒ 三平山キャンプ場
無事に4つのノルマを全て達成できました! これで5県目クリアです!
さっきも言いましたが、岡山って想像以上のグルメ県なんですよ?
これまで挙げた料理以外にも、備前カレーや日生カキオコ、たこめしや倉敷バーガーなどなど。
こりゃあ、全部食べるには時間が全然足りませんわ!次に来るときは食べ歩き旅行だな!
岡山グルメの一覧を眺めるだけでもめっちゃ楽しいので、皆さんも調べてみてくださいね~!
次回に続く⇒ 岡山旅行の行程まとめ - ゆるゆるトラベルダイアリー