ゆるゆるトラベルダイアリー

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徳島生まれのへたれ男がゆる~く全国を巡るブログです。旅行プランを考える時の参考にどうぞ。訪問先では以下の決まりを必ず守ります。 1.観光地を回る  2.ご当地グルメを食べる  3.ご当地温泉に入る  4.一泊する(基本はテント泊)

【香川1日目②】庭園ぐるぐる旅行!

どうも、あてぃです!

 

香川旅行の続きを書いていきます。

 

よろしくお願いします! 

 

1日目の行程は以下の通りです。

 

5.栗林公園

丸亀城から車で一時間弱。高松市に到着です。

 

高松市には『栗林公園』と呼ばれる美しい庭園があります。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723095006j:image

江戸時代から高松藩松平家の別邸として利用・修築された回遊式庭園です。(園内を一周して鑑賞する庭園のこと)

 

300年かけて手入れされてきた1400本もの松と800匹以上の鯉が見どころ。

 

国の特別名勝に指定されており、ミシュランでは「わざわざ旅行する価値がある」と三つ星の評価を受けています。

 

オススメは和船での周遊! 見どころの多い「南湖」を船頭さんの解説を聞きながら鑑賞できます。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723103612j:image

和船乗場に到着すると「雰囲気が大事だよ!」と船頭さんから笠帽子を渡されます。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723095627j:image

フローターを腰に巻きつけて準備完了!あとは出発を待つのみです!f:id:yuruyurutraveldiary:20210723094449j:image

出発すると目の前に飛びこむのは『迎春橋』。名前の通り桜の木々が植えられていたそうです。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723101206j:image

ぶつけないよう頭をすくめてくぐると視界が一気に広がります。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723101210j:image

まずは『杜鵑嶼(とけんしょ)』と『偃月橋(えんげつきょう)』。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723101216j:image

杜鵑嶼は南湖にある3つの島の一つ。これらの島には不老不死の妙薬があるといわれいます。

 

杜鵑嶼は「恋つつじ」と呼ばれるハート形のつつじが特徴です。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723130012j:image画像引用先:栗林公園(恋ツツジ)|フォトダウンロード|香川県観光協会公式サイト 

 偃月橋は栗林公園で最も大きい橋。水面に映る半月を連想させることからその名がついたそうです。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723101213j:image

次は『天女嶋(てんにょとう)』と『嘆きの松』です。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723102219j:image

2つ目の島、天女嶋。そこで不老不死のシンボルと言われているシンバ。すでに枯れているそうですが、圧倒的な存在感を放っています。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723102910j:image

嘆きの松は幼木の頃から力を加え、中秋の名月が反射する位置に作られました。お殿様は水面に映る月を船から眺めていたそうです。 f:id:yuruyurutraveldiary:20210723102902j:image


こちらは『掬月亭(きくげつてい)』と『根上がり五葉松』です。
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掬月亭の縁側は湖に張り出しており、そこから見る景色はまるで「船の上から眺めているよう」だと言われています。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723102855j:image

 根上がり五葉松は、徳川将軍から授かった松の木。正確な樹齢は不明なものの、およそ400年は生きていることになります。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723102858j:image

この池の真ん中に浮かぶ岩にも意味があります。『仙磯(せんぎ)』と呼ばれており、蓬莱島(中国にある不老不死の秘薬を持つ仙人が住む島)を表現しているそうです。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723133359j:image

このように南湖では「不老不死」がテーマになっており、永遠に栄華を極めたいという藩主の想いが伝わってきます。

 

いたるところに植えられている剪定された松の木。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723130635j:image

そして船が進む先を優雅に泳ぐ鯉。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723130919j:image

ガイドには載っていない「スマホで通話するゴリラ岩」など素晴らしい景色が満載の船旅でした!f:id:yuruyurutraveldiary:20210723130639j:image

 

和船での周遊を楽しんだ後は、自分の足でも周遊しましょう!

 

楓岸やってきました。手前に浮かぶのは3つの島最後の一つ『楓嶼(ふうしょ)』。
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これらには名の通りカエデが植えられており、秋には幻想的な世界が広がります。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723143208j:image 画像引用先:栗林公園|香川県観光協会公式サイト

こちらは偃月橋からの一枚。恋ツツジと掬月亭が一緒に撮れるスポットです。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723135449j:image

掬月亭は茶屋として営業しています。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723143506j:image

開放的な空間から望む南湖は格別でしょう。お殿様やお姫様になった気分で花鳥風月をご堪能ください!f:id:yuruyurutraveldiary:20210723143328j:image画像引用先:栗林公園|香川県観光協会公式サイト

 渚山は海岸線に松の木が立ち並ぶ様子を表現したものだと言われております。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723135457j:image

ここからは珍しい形の松の木を紹介です。こちらは夫婦松。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723140109j:image

栗林公園ならではの屏風を表現して選定された屏風松と、f:id:yuruyurutraveldiary:20210723140113j:image

樹芸の粋を極めたとも評される箱の形を装った箱松。f:id:yuruyurutraveldiary:20210723140453j:image
鶴亀松です。亀の背中に鶴が舞う様子を再現しています。110個の石と黒松を掛け合わせた栗林公園で最も美しい姿の松だそうです。
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最後にパンフレットの表紙にも飾られている『飛来峰』からの一枚で締めましょう!

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ミシュランに選ばれた名所を、湖からと陸からの違った視点で堪能できる栗林公園

 

常緑の松の木が主役なのでシーズン問わず鮮やかな緑を楽しむことができます。

 

本当にオススメなので是非!

 

6.讃岐うどん(2回目)

本日2度目の讃岐うどん巡りで訪れたのは『手打十段 うどんバカ一代』。

 

開店が6:00にもかかわらず長蛇の列ができてしまうこともある、山越うどんに負けず劣らずの超人気店です。

 

山越うどんは「釜たまうどん」の王道メニューが人気でしたが、こちらのお店は「釜バターうどん」という変わり種うどんが人気を支えています。

 

いったいどんな見た目・味のうどんなのか、中に入ってみましょう!f:id:yuruyurutraveldiary:20210722182115j:image

圧倒されるはこの色紙の数!壁をうめつくすほどです!
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うどんが茹で上がるまでの5~8分。そうそうたる著名人の色紙を見て待ちましょう。
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できあがったのがこちら。釜バターうどん  中(590円)
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変わり種といってもバターと胡椒のシンプルなうどん。さっそく卵を割り入れましょう!
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専用の醤油をかけていただくのですが、まずはそのまま。

 

バターの塩味にスパイシーな胡椒が効いてこのまま食べても十分美味しいです。

 

うどんは麺つゆや鰹だしのさっぱり調味料でいただくのが一般的なだけに、バターの脂分がなんとも新鮮です。

 

カルボナーラ」と例えられるこちらの釜バターうどん。チーズを使わない分だけ、しつこさがなくつるりと食べることが出来ます。

 

だし醤油をかけていただくとバターの濃厚さが引き立ちます。

 

変わり種うどんといっても醤油×バターの定番の組み合わせなので、老若男女に受け入れられることでしょう。

 

しつこくないけど濃厚な味。風変りだけど慣れ親しんでいる味。人気の理由が分かった気がします!

 

7.峰山公園キャンプ場

峰山公園は高松市内を一望できる夜景スポットでもあります。f:id:yuruyurutraveldiary:20210722195543j:image

その峰山公園では期間限定で無料で宿泊することが可能です。

 

手続きは簡単。HPで申請すると、翌日にPDFが送られてきます。それを印刷して持ち込みましょう。f:id:yuruyurutraveldiary:20210722195906j:image

トイレが目標の第三駐車場。19時以降の出入りをする場合はこちらに駐車します。f:id:yuruyurutraveldiary:20210722201602j:image

第三駐車場から峰山公園までは5分程歩きます。
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峰山公園に到着です。立派な遊具がお出迎えしてくれます。f:id:yuruyurutraveldiary:20210722200834j:image画像引用先:高松市峰山公園

公園内でもキャンプ場までしばらく歩きます。f:id:yuruyurutraveldiary:20210722201354j:image

キャンプ場に到着!緑鮮やかな芝生の上にテントを張りましょう。f:id:yuruyurutraveldiary:20210722195618j:image

反対側にはソロキャンパーの方々。人も少なく密にならずに済みました。f:id:yuruyurutraveldiary:20210722201006j:image

トイレも完備。夜中に腹痛で目覚めたあてぃには心強い味方でした!f:id:yuruyurutraveldiary:20210722201036j:image

夜景の代わりに素敵な朝焼けの景色を一つ。f:id:yuruyurutraveldiary:20210722200316j:image

標高があるので夏でも涼しくよく眠ることができましたね。

 

公園内には自動販売機などの設備も充実しており、カップルやファミリーにオススメできるキャンプ場だと思います!

 

8.仏生山温泉

高松市内にある仏生山(ぶっしょうざん)温泉。

 

1800年代に創業された温泉施設もある中で、こちらの『天平湯』は2005年開業の温泉界のニューカマー。

 

日帰り温泉施設なので宿泊こそ出来ませんが、その分リーズナブルな値段(700円)で利用することができます。

 

また全ての浴槽にかけ流しの重曹泉が引かれており、お肌がスベスベになること間違いなし!

 

外観は現代的で非常に洗練されています。ネットで温泉を探す中でもすぐ目に留まりました。歴史に縛られない強みを存分に生かしていますね。f:id:yuruyurutraveldiary:20210722203022j:image

 中はこんな感じ。木をしつらえた温かみ感じるモダンな造りとなっています。f:id:yuruyurutraveldiary:20210722203309j:image

かわいい雑貨や文庫本、手作りパンまで販売されており、温泉というよりカフェの雰囲気。f:id:yuruyurutraveldiary:20210722203253j:image

アメニティグッズも販売されているので手ぶらで立ち寄っても安心です。f:id:yuruyurutraveldiary:20210722203250j:image

温泉は中庭に露天風呂。旅館の豪華絢爛な浴場と異なり、木材を組んだシンプルな造りです。

www.google.com

 

30度くらいのぬるま湯に両足を伸ばして横になると、まるで温泉に溶けているような不思議な感覚です。

 

いやぁ足の疲れもかなり楽になりました!

 

24時まで営業しているので、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょう!?

 

次回に続く