どうも、あてぃです!
香川旅行の続きを書いていきます。
よろしくお願いします!
2日目の行程は以下の通りです。
1.小豆島フェリー
6:30には峰山公園キャンプ場を出発し、コーヒーを飲みながら次の目的地・高松港へ。
2日目は小豆島観光! 小豆島には陸路で行くことが出来ず、フェリーを利用することになります。
もちろん車を積むこともできるのですが、小豆島で軽レンタカーを借りたほうが安上がり。今回はそちらを採用です。
高松港の目の前には地下駐車があります。6~12時間までは最大1400円。決して安くはないですが、徒歩5分で忘れた荷物をすぐ取りに戻れ、愛車を吹きさらしから守ってくれるのでメリットはあります。
地下は広いので、何番に駐めて何番口から出てきたのか記録しておいたほうが吉。
シンプルな道のりで迷うことが無いのが良いです!電車やバスの乗り場ってわからずに焦ることよくありません?
8:02発のフェリーに乗る予定ですが、現在7:25。少し来るのが早いと窓口は閉まっています。このあと片道一人700円を払い乗船です。
天候の兼ね合いもありチケットの予約はしていません。飛び込みで乗れるので当日の状況に合わせて柔軟に利用できます。さぁ時間です!乗り込みましょう!
スッ
スッ
あてぃ「ZZZ・・・」
あてぃが目を覚ます頃にはすでに小豆島に到着していました。エイジ君が船内を探索してくれていたので少し紹介!
2017年に新造されたしょうどしま丸。船内はとても綺麗で清潔感があります。
テーブル席にはコンセントとUSBの差込口も1個ずつ完備。
展望デッキも自由に利用できます。
小豆島はオリーブが有名です。オリーブの実のロゴが入っています。
晴れ間も除いて見晴らしはGOOD。穏やかな海と小島が入り混じった景色は瀬戸内海ならでは!
道中はフェリーが行き交うのでこんな写真も撮れます。
1時間ほどで小豆島に到着!
船はほとんど揺れず快適な船旅でした!エイジ君も大満足の〇!
そのままフェリーから徒歩3分ほど歩いて小豆島観光レンタカーへ。
軽自動車を8時間レンタルで税込6600円。運転免許証を提出して現金を払うだけの簡単な手続きです。
こちらのレンタカー、ありがたいことにガソリンを満タンにせず返却することができます。
カーナビは付いてるものの旧型。スマホの経路案内のほうが扱いやすかったですね。
小豆島は細くて入り組んだ道が多く、軽自動車でよかったと思う場面がしばしばありました。
車幅のある車を積んでくるより小豆島で軽自動車を借りたほうが安全かも。
さぁ小豆島観光を始めましょう!
2.重岩
土庄港から車で西へ15分。
『重岩(かさねいわ)』と呼ばれる不思議な巨石を観にやってきました。
地元民ですら成り立ちを知らず、その神秘的な姿からパワースポットとしても人気です。
道中は険しい道のりが続くとのことで気を引き締めて向かいましょう!
出迎え不動を左から進みます。
終わりが見えない階段。昨日の金刀比羅宮が頭によぎります・・・
階段は200段ほどあるようです。間隔が短く急勾配なので転ばないように気をつけて。
振り返ると見晴らしの良い景色! 海と山に囲まれた島ならではの光景です!
そのまま階段を上り続けると休憩地点の『重岩不動石鎚神社』に到着です。
何か少し怖い雰囲気。自由に開けて良いと言う事なので恐る恐る開けます。
奥戸の先には岩の空間。岩の神様を祀っているのでしょうか?せっかく来たのでお参りしていきましょう。
あてぃ「ZZZ・・・」
さてここからが後半!今までは準備運動ですよ~!
もはや階段どころか道ですらない岩場。鳥取の『投入堂』を彷彿とさせます。
くぼみに足をかませたら・・・
鎖にしがみついて一気に体を前に引き上げます!
振り返るとこんな感じ。横は断崖絶壁なので無茶な上り下りは絶対にやめましょう!
その先もずり落ちかけながらも腕の力を頼りにぐいぐい前に進み...山頂に到着!
山頂は小豆島南西部を一望できます。右を向けば山に木々が生い茂り、
左を向けば瀬戸内海の水平線が広がります。
メインの重ね岩です。どこか緊張感漂う不思議な雰囲気でした。
人工物なのか自然にできたものなのか未だによくわかってないそうですよ。
こう見ると真ん中の大岩は安定しているように見えます。しかし一番上の小岩は絶妙なバランスで支えられているようにしか思えません。
真ん中にはほこら。取りつけたというより埋め込んだような造りです。
重岩のあるこの地域は大阪城の築城で使われる採石場だったそうです。
このことからも石垣用の大石が使われていると思うのですが・・・重機も無い時代、切り出した巨石をこんな足場の悪いところまで人力で持ってくることが出来るのでしょうか?
なかなかに不思議なスポットの重岩。
ゆっくり上っても30分ほどで帰ってこれるので、旅行に組み込みやすい観光地です。
小豆島に来たら是非立ち寄ってみてください!
3.エンジェルロード
小豆島人気No.1観光スポットである『エンジェルロード』。
名前の由来は「好きな人と手を繋いで道を歩くと、天使が舞い降りてきて願いを叶えてくれる」ことから。
映画の撮影に使われるなど「恋人の聖地」として全国的な知名度を誇ります。
何より面白いのは条件を満たさないと歩くことはおろか、道を見ることすらできないということ。
1日に2回の干潮時にしか現れないその道を見るためには、潮見表を見ながら計画を立てる必要があります。
とうぜん干潮時の限られた時間に観光客が集まるので駐車場はパンパン!空きスペース待ちで渋滞が出来る場面もありました。
駐車場を降りると「天使のポスト」。赤色ではなく白色の可愛らしいポストです。すぐ側にある売店には絵葉書もあるので、大切な人に送ってみても良いかもしれませんね。
ポストの隣には案内の看板が置いてあります。
この道を曲がった先にエンジェルロード。曲がるまではその姿をお目にかかることが出来ないので、皆さん今か今かとワクワクしながら歩いてました。
視界が開けた先にはエンジェルロード!ちゃんと道が現れてますね!
駆け寄りたい気持ちをグッとこらえ、まずは展望台を上りましょう。
この旅行中2000段近く上っている2人にはもはや誤差!
到着するとフォトジェニックな景色!
鐘を叩いて鳴らしてみましたが、威力が弱かったのか「ち~ん」と物寂しい音が鳴りました。仏教的ですね。
こちらは貝殻の絵馬。永遠の愛を誓う内容でいっぱいでした。
こちらの絵馬は駐車場横の売店で購入可能です。飾りつける方はお忘れなく!
展望台からの景色を楽しんだ後はエンジェルロードを歩きましょう!
さっそくエイジ君が落ちていた鳥の羽を「天使の羽だ!」と拾い上げ、
それをペンにして砂浜にカキカキ。写真を新妻に送ってのろけてました。
漢・あてぃは石で豪快に砂を抉り取り、描き上げた作品がこちら。ブログ第一。うつつは抜かしません。
他にはスマホを砂浜に埋めて撮影を楽しんだり、
そうこうするうちに余島に到着しました。特に何かがあるというわけではなく、
木々に貝殻の絵馬が飾り付けられていました。
なので島に到着すると、岩の窪みにスマホを置いて自撮りしたり、海を背にインスタ映え写真を撮ったりする人が大半です。
決してLINEのアイコンに使う写真を撮ってるわけではありません。漢・あてぃはブログ第一。うつつは抜かしません。
干潮じゃない時のエンジェルロードはどんな姿なのか?
こんな姿になります!
こうなると道を歩くことは不可能。時間を外すと悲惨この上ないので必ず下調べをしてくださいね!
干潮時には心地良い潮風とさざ波の音が楽しめるエンジェルロード。
決してカップルばかりではなく、家族連れや犬の散歩に来てる地元民も多いので、友達同士やおひとりでも気兼ねなく立ち寄っていただけたらと思います!
4.小豆島ラーメン
エンジェルロードのすぐ隣にこちら『小豆島ラーメンHISIO』が営業しています。
ちなみに「小豆島ラーメン」というご当地グルメがあるわけではありません。
しかし小豆島は醤油産業が盛ん! その名産品を用いた醤油ラーメンがあるなら是非食べてみたいと思いません?
さっそく店内に入ると奥にテラス席。日よけがされており風通しも良いので、夏でも涼しく食事をとることができます。
エンジェルロードを間近に見ることができる贅沢なロケーションです。
さっそく定番の醤そば+島めしセットを注文です。
醤そば+島めしセット(900円)
本格的な醤油ラーメンで見られる黒く澄んだスープではありません。
カタクチイワシの煮干しとモミジを煮込んだスープということで、あっさりというよりは脂分を含んだコクのある味わいです。
とはいえ、ネギの新鮮な風味や赤身の多いチャーシューなどのトッピングのおかげでしつこさを感じさせません。
オリーブもろみは初めて食べるものの、一般的なもろみと味も食感も同じ。クセなくいただけます。
麺はやや固めのストレートです。メニュー表に「心ゆくまで」と記載されていることは無料で替え玉し放題なのでしょうか?
島めしは小豆島産・海藻の佃煮といりこぶしのシンプルな具材。
混ぜ込んだ島めしをかき込むと、いりこぶしの香ばしさと佃煮の甘しょっぱい味わいを感じることが出来ます。
特にワカメの佃煮の鮮やかな緑の色味とシャキシャキとした食感がGood。
海藻といりこぶしの強烈な旨味成分がクセになります!
チャーシューや卵をのっけた豪快な丼ぶりも美味しいですが、箸休めで構成されたご飯ものはあっさり食べられてラーメンと相性が良いですね。
ごちそうさまでした!
次回に続く